東芝、シンガポールのSMRTからPMSM受注…C151系396両分の走行装置を更新

鉄道 企業動向
シンガポールの都市鉄道(MRT)で運用されているC151系(1994年)。走行装置を東芝のPMSMシステムに更新する。
シンガポールの都市鉄道(MRT)で運用されているC151系(1994年)。走行装置を東芝のPMSMシステムに更新する。 全 2 枚 拡大写真

東芝は7月4日、シンガポールの都市鉄道(MRT)を運営しているSMRTから、永久磁石同期モーター(PMSM)のシステムを既存車両の走行装置の更新用として受注したと発表した。海外鉄道事業者からのPMSMシステムの受注は初めて。

今回受注したのは、MRT南北線の約45kmとMRT東西線の約57kmで運用されているC151系の396両分。C151系は1987年から運用を開始したMRTの通勤形電車で、既存の走行装置を東芝が開発したPMSMに更新する。従来のシステムに比べ30%の消費電力削減が見込まれるという。

2015年初めに試験運転車両として6両編成2本の機器を更新し、1~2年間の試験運用を経て残りの車両も順次更新する予定。

《レスポンス編集部》

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