【オートサービスショー13】クルマはスキャンツールでカスタマイズできる…ツールプラネット

自動車 ビジネス 国内マーケット
ツールプラネット(オートサービスショー13)
ツールプラネット(オートサービスショー13) 全 24 枚 拡大写真

自動車整備機器の製造、輸入販売を手がけるツールプラネットは、オートサービスショー13に出展した。同社がラインアップするスキャンツール「TPM2000」を中心に、参考出品で無線通信対応の「TPM-x」などを公開した。

車両の状態把握に利用されるスキャンツールは、近年スペックと価格の多様化が進んでいる。同社が出展するスキャンツールTPM2000は、従来機「TPM1000」の後継となる。

TPM1000は、エンジン、トランスミッションの挙動など、車検に対応した診断が可能ないわば“車検機”。新製品のTPM2000は、TPM1000がカバーする自己診断機能に加え、エンジン、トランスミッション、ABSなどを動作させながらリアルタイムでデータを取得できる「実測値」計測と、エンジンまわりやランプ各種、ワイパー、ブザーなどの動きを操作できる「アクティブテスト」に対応する。TPM2000は、TPM1000と比較すると“診断機”としての機能を網羅した製品となる。

同社の浅野一信社長は「スキャンツールで提供できることは、車両診断に限らない。ドアロックやルームランプのタイマー設定、各種警告機能などをニーズに応じてカスタマイズすることが可能だ。スキャンツールをビジネスツールとして利用する際には、こうしたカスタマイズ対応によりニーズが吸収できることを知ってもらいたい」とした。

参考出品の無線通信デバイス「TPM-x」は、iPadなどの外部機器からスキャンツールの操作を可能にする。今後は診断内容の印刷までをすべて無線通信でフォローする予定。ブースでは、ジュークを用いてデモを行なった。

また、ツールプラネットのブースには、台湾のスキャンツールメーカー「AUTOLAND」(オートランド)の製品も並んだ。オートランドは世界でスキャンツールを展開するグローバルメーカーで、日本における販売、メンテナンスなどに関してはツールプラネットと連携して取り組んでいる。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  7. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  8. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る