【夏休み】上信電鉄、創立117周年記念の臨時列車運転…電気機関車「デキ」けん引

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上信電鉄のデキ1形電気機関車。7月21日の臨時列車はデキ1形が電車2両をけん引して運転する。
上信電鉄のデキ1形電気機関車。7月21日の臨時列車はデキ1形が電車2両をけん引して運転する。 全 1 枚 拡大写真

上信電鉄(群馬県高崎市)は、7月21日に創立117周年を記念した臨時列車を運行する。同社が保有する1924年製造の電気機関車「デキ1形」が、電車2両をけん引する。

上信電鉄は1895年12月27日に上野鉄道として設立され、1921年に上信電気鉄道に改称。戦後の1964年には現在の上信電鉄に再度改称した。同社は2012年12月に創立117周年を迎えたことから「117」を「いいな」と読み替え、記念イベントの一環として臨時列車を運行することにした。

臨時列車の運行時刻は往路が高崎9時55分発~下仁田11時25分着、復路が下仁田14時6分発~山名15時20分着。復路の山名駅から先は定期列車に乗り換える。下仁田駅では13時から13時50分まで、デキ1形の運転台見学や保守用車の乗車体験、撮影会を行う。臨時列車の旅行代金は大人1270円、子供500円で、事前に電話(027-323-8073)による予約が必要。先着100人まで受け付ける。

このほか、「上信電鉄歴史展」が7月20日から31日まで下仁田町ふるさとセンター歴史民俗資料館(下仁田駅から徒歩20分)で開催され、上信電鉄の歴史に関する写真や鉄道用品の展示などが行われる。同館の開館時間は9~16時、休館日は毎週月曜日。

《草町義和》

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