8月1日に開幕するWRC ラリーフィンランドに、今季最多のマシンがエントリーした。
このラリー第7戦にはレギュラーのワークス・チームの他に、多くのワールドラリードライバーが参加、ハイスピードのフィンランドのステージを競うこととなる。
フィンランドのユホ・ハンニネンがフォード・フィエスタRSでラリーに復帰し、彼のホームグランドでファクトリーチームのドライバーに大きなチャレンジを提供する。また地元の知識を持つヤルコ・ニカラが、プロドライブによって準備されたMINI WRCを運転することとなる。
またイギリス人ドライバーのクリス・ミーケが、カリッド・アル‐カシミのDS3ワールドラリーカーをアブダビ・シトロエン・チームの為に運転し、さらにスウェーデン人のパー=ガンナー・アンダーソンがフォード・フィエスタRSをドライブする間に、地元ドライバーのリク・ターコがMINIのハンドルを握る。
WRC‐2カテゴリーは20エントリーを数え、フィンランド人のエサペッカ・ラッピがシュコダ・ファビアS2000を運転する。そして前回のラリーイタリアのほとんどのステージを支配した、元F1ドライバーのロバート・クビサもシトロエンDS3 RRCに戻ることとなる。
WRC-2はまたR5の設定を初めて参加させ、ヤリ・ケトマ、エルフィン・エヴァンス、アイビッド・ブリニルドセンを含むドライバー達が新しいフォード・フィエスタを運転する。
WRC-3クラスには11人のドライバーがエントリーし、全てのドライバーはシトロエンDS3 R3Tをシトロエンのトップドライバーのテーマに沿って運転することとなる。
ラリーフィンランドはFIAジュニアWRCの3戦目に当たり、シリーズのリーダーであるポンタス・タイデマンドは、地元ドライバーであるアンドレアス・アンバーグやニッコ‐ペッカ・ニエミネンの挑戦を受ける。