【グッドウッド13】プジョー RCZ に頂点「R」、市販版初公開…1.6ターボは270ps
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プジョーは2012年9月、パリモーターショー12に『RCZ Rコンセプト』を出品。小型スポーツクーペ、『RCZ』をベースに将来設定する最強グレードを示唆したコンセプトカーだった。
今年のグッドウッドで初公開されるRCZ Rは、その市販版。心臓部に収まるのは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」ユニット。ノーマルのRCZでは最大出力200psだが、このRCZ Rでは270psを獲得する。これはコンセプトカーに対しても、10psの上乗せ。
軽量化にも取り組み、車両重量はノーマルのRCZよりも17kg軽い1280kg。0‐100km/h加速は6秒以下で駆け抜ける。それでいて、CO2排出量は145g/kmと、環境性能も良好。
足回りは、専用チューンのサスペンションや、トルセンLSDなどで強化。内外装も、最強グレードに相応しい演出を施した。なお、欧州での発売は、2014年の初頭を予定している。
《森脇稔》