トヨタ豊田社長、HVは500万台のノウハウ生かして進化させる

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トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は7月11日に記者団と懇談し、競争が激化してきたハイブリッド車(HV)について、「トヨタには15年余りで累計販売を500万台にしたノウハウがあり、これからの進化に生かしていきたい」と語った。

同日、都内のホテルを拠点に開いたレクサス『IS』の試乗会に参加した取材記者と懇談した。豊田社長は、ホンダや富士重工業(スバル)がHVの新モデルを投入、燃費性能などの競争が激化しつつあることに対し、「トヨタは500万台の実績で、いいことも悪いこともより多く経験してきた」と強調、そこで蓄積したノウハウを今後の競争力強化につなげたいとの考えを示した。

豊田社長は、1997年に初代『プリウス』が登場したころに比べ、「HVはガソリン車などとともに普通にチョイスする対象になっている。もはや特殊な次世代環境車でもない」と指摘。そうしたHV市場育成を主導した実績からも、性能競争では負けられないとの意向もにじませていた。

《池原照雄》

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