【IIHS衝突安全】トヨタ RAV4 新型、最低評価…新スモールオーバーラップで厳しい判定[動画]

自動車 テクノロジー 安全
米IIHSが実施した新型トヨタRAV4のスモールオーバーラップ衝突テスト
米IIHSが実施した新型トヨタRAV4のスモールオーバーラップ衝突テスト 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が、米国市場で販売している新型『RAV4』。米国の公的機関による衝突安全テストにおいて、新型RAV4が最低評価となった映像が、ネット上で公開されている。

この映像は7月11日、米国IIHS(道路安全保険協会)が公式サイトで公開したもの。新型トヨタRAV4が、「スモールオーバーラップ」と呼ばれるIIHSの新方式の衝突安全テストを受けた際の映像だ。

IIHSのスモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアに64km/hでぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。

新型RAV4のスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ところが、脚への傷害レベルは4段階評価で最低のPOOR(不可)となった。

また、ボディの安全構造に対する評価も、POOR(不可)判定。IIHSは新型RAV4について、スモールオーバーラップテスト時、ドアヒンジピラーやインパネが室内側へ大きく入り込み、ドライバーの左脚に重大な傷害を与える可能性を指摘している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る