2013年3月末、日産自動車を退職した水野和敏氏。『GT-R』の生みの親として知られる同氏の講演の様子が、ネット上で公開されている。
この映像は7月4日、フォレスト出版が公式サイトを通じて配信したもの。同社は8月、水野和敏氏の新刊、『非常識な本質』を発売する予定。この新刊の内容を一部予告する目的で、水野氏の講演の映像を、ネット上で公開した。
映像は45分に渡るもの。日産在籍中、専門分野が新車開発だった水野氏が、モータースポーツの責任者に任命。レース素人の水野氏が、どうやってレースに勝てるようになったのか、「本質」というキーワードを使いながら解説。
また、現行の日産GT-Rの開発を巡る貴重なエピソードも紹介。後半の31分付近からは、スポーツカーの確固たるブランド、ポルシェやフェラーリが抱える問題点も、鋭く指摘している。
まさに、「水野節」全開の講演の映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
