AIU損害保険と富士火災、2015年下半期に合併へ

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AIGジャパン・ホールディングスは、子会社であるAIU損害保険下と富士火災海上保険を2015年下半期以降、合併による経営統合を行なう方向で準備を進めると発表した。

AIUと富士火災は、2011年に富士火災がAIGの100%子会社となって以降、次世代代理店システムの共同開発、商品の代理代行販売、人材交流など、連携を加速させてきた。

今回、AIGグループとして将来に向けた相乗効果を追求する成長戦略を検討してきた結果、両社の合併による経営統合により、強みを組み合わせ、経営資源の集約を図ることが、顧客、代理店、ビジネスパートナー、社員を含むステークホルダーの利益になると判断。両社の取締役会で統合に向けた準備を進めることを決定した。

統合後の新会社は、AIUが67年間にわたって外資系損害保険会社として培ってきた専門性や経験・ノウハウと、富士火災の95年間にわたる日本市場での豊富な経験、全国ネットワークや経営資源・人材を融合することで、競争力の高い商品やサービスを提供する。

また、米国の企業向け損害保険市場で最大手のAIGが得意とする企業に対する高度なリスク・マネジメント・ソリューションの日本市場への積極展開も図る。

両社の経営資源や将来への投資を一本化することにより、経営の効率化を図るとともに、サービス向上のための基盤整備も図る。

AIGジャパン・ホールディングスとAIU、富士火災は、経営統合を検討する「統合実行委員会」を共同で設置し、関係当局の認可などを前提に2年後の2015年下半期以降、AIUと富士火災の合併による経営統合を行う方向で、速やかに統合計画などを策定する予定。

《レスポンス編集部》

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