クライスラー、フィアットOEM商用車の生産を開始…メキシコ

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メキシコ工場で生産が開始されたラムプロマスター
メキシコ工場で生産が開始されたラムプロマスター 全 2 枚 拡大写真
米国の自動車大手、クライスラーグループは7月11日、提携関係にあるフィアットのOEM商用車の生産を、メキシコ工場で開始した。

クライスラーグループの「ラム」ブランドは2012年11月、商用トラック部門の「ラム・コマーシャル」を設立。ラムブランドは北米で、大型ピックアップトラックの『ラム』をメインに販売してきた。これまで個人ユーザーが中心だったが、GMやフォードモーター同様、商用ユースにも大きな需要があると判断。ラム・コマーシャルの設立に踏み切った。

ラム・コマーシャルでは、トラックやバンを中心に車種ラインナップを展開。すでに第一弾モデルを、2013年第3四半期(7-9月)をメドに、米国市場へ投入することが決定済み。

今回、メキシコで生産が開始されたのは、商用バンのラム『プロマスター』。同車は、クライスラーグループと提携関係にあるフィアット『デュカート』のOEM車。7月11日、クライスラーグループのメキシコ・サルティヨ工場において、量産第一号車がラインオフした。

ラム プロマスターは、米国ではフルサイズバンのセグメントに属する。クライスラーグループは、「商用車の顧客に向けて、クラス最高水準の特徴を備える」と説明している。

《森脇稔》

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