【インタビュー】ランボルギーニ50周年記念車、ガヤルドはピュアスポーツでアヴェンタドールはラグジュアリー

自動車 ビジネス
アヴェンタドール LP720-4 50アニヴェルサリオ
アヴェンタドール LP720-4 50アニヴェルサリオ 全 27 枚 拡大写真

ランボルギーニは7月17日、創業50周年を記念した特別仕様車2モデルを発表した。今回の発表会見に登場したランボルギーニ・ジャパンのカントリー・マネージャーであるエジナルド・ベルトリ氏に日本でのビジネスとランボルギーニのブランディングについて話を聞いた。(本文中は敬称略)

----:今回『ガヤルド LP560-2 50アニヴェルサリオ』と『アヴェンタドール LP720-4 50アニヴェルサリオ』とでは、ガヤルドはピュアスポーツ、アヴェンタドールはラグジュアリーな印象を受けたのですが、なぜ両車に違いこのような違いを与えたのでしょうか。

ベルトリ:ガヤルドとアヴェンタドールはセグメントが違います。ガヤルドは5.2LのV10エンジンで後輪を駆動し、アヴェンタドールは6.5LのV12エンジンを搭載し4輪駆動です。両車のセグメントの違いから、ピュアスーツとラグジュアリーという方向性を差別化しました。

----:アヴェンタドールは大掛かりなデザインのアップデートが施されたのに対し、ガヤルドにデザインの変更は控えめのようにも思えるのですが。

ベルトリ:両車ともにデザインの変更は行われています。ガヤルドにはカーボンファイバー製のリアウィングが新たに採用されています。しかしながらガヤルドは過去に何度もアップデートされてきたのに対し、アヴェンタドールは今回初めてのことです。したがって、このような印象の違いが生まれているのかもしれませんね。

----:どのような顧客を対象にしたモデルなのでしょうか。

ベルトリ:この2台は内外装に特別な装備をあしらったアニバーサリーモデルです。2台ともコレクター向けのモデルといえるでしょう。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る