日本航空、工場見学をリニューアル…展示資料を充実

航空 企業動向
羽田空港のJALメインテナンスセンター(M1ビル)内にオープンした「SKY MUSEUM」
羽田空港のJALメインテナンスセンター(M1ビル)内にオープンした「SKY MUSEUM」 全 13 枚 拡大写真

日本航空(JAL)は18日、これまで実施してきた羽田空港の整備工場見学をリニューアルすることを発表した。メインテナンスセンター内に資料の展示施設を新設し、「JAL工場見学 ~SKY MUSEUM」として、22日からオープンする。

JALの整備工場見学は、同社が創業して間もない1950年代半ばより実施しており、2012年度は約9万3000人が見学に訪れた。

通常の見学は90分コースとなっており、メインとなるのは整備中の機体を間近で見ることのできる格納庫見学(約40分間)だが、この前に行われる航空教室や展示物の見学(合計50分間)について、来場者から「展示物の数が少ない」との声が相次いでいた。

このため、今回のリニューアルではこれまで別施設で保管し、数少ない関係者に限定で公開していた貴重な資料を展示したり、パイロットや客室乗務員、整備士などの5職種を紹介するコーナーを新たに設置することになった。

職種紹介では体験型の展示物もあり、子供から大人まで楽しみながら学べる内容となっている。

工場見学自体は無料だが、JALのWebサイト(http://www.jal.co.jp/kengaku/application/)からの予約が必要となる。予約は見学日の6か月前の同一日、午前9時30分から開始しており、7月と8月の夏休み期間中はすでに予約で埋まっているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る