【フィット プロトタイプ】新方式HVは社内測定燃費36.4km/リットル、世界最高

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ フィットハイブリッド(プロトタイプ)
ホンダ フィットハイブリッド(プロトタイプ) 全 30 枚 拡大写真

ホンダはこのほどメディア関係者向けに、3代目となる『フィット』のプロトタイプ(市販予定車)の技術説明会を開いた。次期フィットは国内の新鋭拠点として今月稼働開始した寄居工場(埼玉県寄居町)で生産し、9月上旬に発売する。

《画像30枚:次期型フィットの内外装・メカニズム》

新型車のパワートレインは、1.3リットルと1.5リットルのガソリン車とハイブリッド車(HV)であり、現行と同じ構成。だがエンジンはすべて新開発で、HVについては従来の1.3リットルから1.5リットルのアトキンソンサイクルによる「DOHC i-VTEC」に変更し、HVシステムも1モーターの新方式である「i-DCD」(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)に刷新した。

HVは、JC08モードによる社内測定値の燃費が36.4km/Lであり、ガソリンエンジン搭載車ではトヨタ自動車の『アクア』(35.4km/L)を上回って、量産車世界最高の燃費となる。7段の歯車式によるデュアル・クラッチ自動変速機により、高い燃費性能や滑らかな変速制御を追求した。1つのモーターが動力源とエネルギー回生時の発電機を兼ねる方式で、モーターの最高出力は22kWと現行のフィットHVの2倍強に相当、広範囲なEV走行につなげている。

エンジンを合わせたHVとしてのシステム最高出力は101kW(137馬力)となっている。バッテリーは従来のニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更、容積はほぼ同じだが蓄電容量を約2倍に拡大した。また、ブレーキは6月発売の『アコードHV』にも採用した電動サーボ式とし、高効率の回生につなげている。開発責任者である本田技術研究所の小西真主任研究員は「圧倒的な燃費性能とファンな走りを高次元で実現した。価格についても競争力のあるものにする」と話している。現行のフィットHVは159万円からであり、入口価格は同等レベルないし小幅アップに抑制される見込みだ。

一方、ガソリン車はベースモデルである1.3リットルが新開発のアトキンソンサイクルによるDCHCに、また1.5リットルは直噴DOHCへと、いずれも新開発エンジンに変更。新開発のCVTと合わせ燃費や動力性能を高めている。またデザインは、質感などを追求した新コンセプト「エキサイティングHデザイン」を導入し、従来のフィットらしさを伝承しながら全体としてシャープな印象を与えている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. ホンダ『プレリュード タイプR』始動か!? VTECターボ搭載、330ps超の史上最強クーペ誕生へ
  3. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  4. 「このサイズ感の車待ってた!」走りのミニバンとして復活!? トヨタ『エスティマ』次期型に期待の声
  5. 小型三輪電動モビリティ『e-NEO』、全国でアフターサービス強化…マエカワ・アプティと提携
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 日立製作所、製造業向けAIエージェント「品質ナレッジシステム」開発…トラブル対応事例の検索時間を約9割削減
  3. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
  4. FORVIA HELLA、12Vリチウムイオン電池パック発表…鉛蓄電池より約20%軽量化
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 全固体(半固体)電池の現在地と将来展望~問われる全固体電池ならではの優位性とその価値の再定義~
ランキングをもっと見る