【ランドローバー フリーランダー2 試乗】動力性能と燃費を向上、軽快さを増した走り…松下宏

試乗記 輸入車
フリーランダー2
フリーランダー2 全 13 枚 拡大写真

『フリーランダー2』はランドローバーの中ではやや変わった存在で、従来はボルボ製の直列6気筒3.2リッターエンジンを横置きに搭載するモデルだった。それが2013年2月に改良が行われ、フォード製の直列4気筒2.0リッターの直噴ターボ仕様エンジンを搭載するモデルに変わった。

【画像全13枚】

『イヴォーク』と同じエンジンに変更されたのだが、これに合わせてバリエーションが1グレードに絞られ、価格も引き下げられた。結果としてフリーランダー2は再びランドローバーのエントリーモデルになった。

ボディサイズはイヴォークよりもフリーランダーの方が大きいが、価格はイヴォークの方が上という微妙な関係になったのだ。

複数の車種に搭載されるフォードのエコブーストエンジンは、従来の直6に比べると完全に新世代のエンジンで、動力性能と燃費の両方が向上している。低速域から太いトルクを発生してターボラグをほとんど感じさせないスムーズな加速を示すだけでなく、加速の伸びも悪くない。

イヴォークのほかにも、フリーランダー2より更に大きくて重いエクスプローラーにまで搭載されるエンジン(動力性能の数値はやや異なる)なのだから、十分な走りを示すのも当然である。

エンジンが6気筒から4気筒に変わり、フロントを中心に重量がやや軽くなったことで、走りの軽快感が増したように思えるのは気のせいではないだろう。

今回の試乗はオンロードだけだったが、テレインレスポンスを始め、各種の電子制御機構を備えるなど、ランドローバーらしいオフロード性能はしっかり確保されている。

イヴォークよりはややオフロード寄りに位置するモデルとして、もうひとつの別の選択肢になりえるクルマだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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