ヒュンダイの欧州主力コンパクト、i30 新型 …幼稚園で耐久テスト

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型ヒュンダイ i30 ツアラーの耐久テスト
新型ヒュンダイ i30 ツアラーの耐久テスト 全 5 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)が欧州市場へ投入している主力コンパクトカー、『i30』。その新型の耐久性を実証しようと、英国でユニークなテストが行われた。

このテストは、ヒュンダイの欧州法人、ヒュンダイモーターヨーロッパが実施したもの。ヒュンダイは、英国バッキンガムシャー州のホルマーグリーンの幼稚園に、協力を要請。新型ヒュンダイi30が、いっぷう変わった耐久テストを受けている。

この耐久テストには、地元の4‐5歳の15名の子ども達が参加。幼稚園の園庭には、新型ヒュンダイi30のワゴン、『i30ツアラー』が用意され、およそ6時間の間、子ども達には、新型i30ツアラーで自由に遊んでもらった。

好奇心旺盛な子ども達は、i30ツアラーの車体やシートに落書きしたり、荷台に砂を持ち込んで山を作ったりとしたい放題。更には長靴を履いたままステアリングホイールを蹴飛ばしたり、オレンジジュースをこぼしたりもした。そして、6時間後、耐久テストは終了。ヒュンダイのスタッフが、車両の内外装を洗浄。検査官役の10名の小学生が、テスト前と比較して、車両の傷の状態などをチェックした。

その結果、大きな傷などの損傷は発見されなかった。ヒュンダイによると、新型i30には、高強度のボディパネルや汚れを落としやすいプラスチック素材を採用。塗装も傷が付きにくい仕様にしているという。

ヒュンダイは、「新型i30はファミリーカーに相応しい優れた耐久性を証明」と説明。今回のテスト結果を、次世代車の開発に役立てる方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る