トヨタ豊田社長、サービス技術を「もっといいクルマ」づくりに活かす

自動車 ビジネス 企業動向
多治見サービスセンターの竣工式のようす
多治見サービスセンターの竣工式のようす 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は7月22日、販売店のサービス人材育成施設「多治見サービスセンター」(岐阜県多治見市)の竣工式で挨拶、サービス技術の向上や顧客との対話を通じて「安全と安心」につなげたいと強調した。

多治見サービスセンターは国内外の販売店のサービストレーナーなどを年4800人受け入れる新鋭施設。この種の施設としては異例の国内外の道路を再現した走行確認路も備えている。

豊田社長は2009年から10年にかけての品質問題に触れ、「お客様目線で現地現物によって原因を確かめ、コミュニケーションすることの大切さを学んだ」とし、多治見センターの人材育成を通じ「しっかりしたコミュニケーションにつなげていきたい」と述べた。

また、サービス技術の集積や向上は「『もっといいクルマづくり』や『もっといいサービス』に」活かされていく」と指摘、この分野のスキル向上の重要性を説いた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. 「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る