ダイハツ 入江誠上級執行役員「業績上ぶれる可能性ある」

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ・ムーヴ
ダイハツ・ムーヴ 全 1 枚 拡大写真

ダイハツ工業が7月25日に発表した2014年3月期の第1四半期連結決算は、国内販売が減少したものの円安効果などで営業利益は同期として過去最高の432億円(前年同期比14%増)だった。

OEMや受託車を除くダイハツ車の世界販売は6%減の25万7000台となった。このうち国内は前年のエコカー補助金の反動や軽自動車市場の競争激化により、10%減の15万8000台と落ち込んだ。

一方でインドネシアおよびマレーシアの海外は2%伸ばし、円高が修正されたこともあって、最高益につながった。期中のレートは1ドル96円となり、営業利益段階での為替変動による増益は45億円だった。売上高は4517億円(1%増)、純利益は232億円(13%増)で、これらも第1四半期として最高だった。

営業利益1350億円(前期比2%増)などとしている通期の業績予想は、据え置いた。東京で会見した入江誠上級執行役員は、今年度の国内軽自動車市場が200万台を超えて過去最高レベルになるとの見通しを示し、同社の業績も「上ぶれる可能性がある」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る