日野市橋社長、古河工場の全面稼働前倒し「移管短期化は効率的」

自動車 ビジネス 企業動向
日野自動車 市橋保彦社長
日野自動車 市橋保彦社長 全 6 枚 拡大写真
日野自動車の市橋保彦社長は7月26日都内で会見し、当初2020年までとしていた古河工場(茨城県古河市)の全面稼働を2016年に前倒しすることを明らかにした。

古河工場は2012年5月にノックダウン(KD)部品の生産を開始し、14年からはアクスルなどシャシー部品の生産も始まる。さらに本社がある日野工場で現在行っている大・中型トラックの車両組み立て工程を全面的に移管する計画。

当初は2020年までに古河工場への全面移管を完了するとしていたが、車両組み立て工程を2015年から段階的に移し、本格稼働を2016年に前倒しする。

市橋社長は「(全面移管までの期間が)長いと様々な構成部品が(工場間を)行き交うことになり、決して効率的ではない。できるだけ短い時間で、しかも新しい技術を早く取り入れることもやらなければいけないということで、今回細かく精査したところ16年にできるのではないかという結論に達した」と説明した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る