EADSアストリウム社、次世代気象観測衛星観測機器の供給契約を結ぶ

宇宙 企業動向
MetOp第2世代
MetOp第2世代 全 2 枚 拡大写真

EADSアストリウム社は、欧州宇宙機関との間で、極軌道気象観測衛星「MetOp-SG」の観測機器の一つ、マイクロ波サウンダの供給契約を結んだ。契約総額は最大1億5550万ユーロ。

MetOp-SGは、現在運用中のMetOp衛星(1号機は2006年、2号機は2012年、3号機は2017年以降の打ち上げ)の後継機。マイクロ波サウンダの観測対象は大気温度や大気湿度。衛星の運用が始まれば、短期予報の精度が大きく向上する見込み。

観測機器の開発は英ポーツマス工場のチームが担当。次世代衛星の1番目は2021年までの打ち上げを予定している。機器の寿命は7.5年。

デービッド・ウィレッツ大学・科学担当相は「今回の契約は欧州宇宙機関への投資が早くも実を結んでいることの証だ。我が国の宇宙産業における世界的な地位を盤石なものになる」と述べ、プロジェクトの成功を期待している。

《日下部みずき》

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