JR西日本、高架下をキャンパスに見立てたアートプロジェクトを展開…第1弾は兵庫駅

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兵庫駅高架下に完成したアート。
兵庫駅高架下に完成したアート。 全 1 枚 拡大写真

兵庫駅高架下に設置されている耐震補強工事の仮囲みパネルに、このほど全長約70mの巨大な絵画が完成した。JR西日本とJR西日本不動産開発が展開している「JR高架下アート計画2013」の第1弾。高架下のシャッターやパネルなどをキャンパスに見立て、アートを展開する。

プロジェクトの第1弾として完成した兵庫駅高架下のアートは、神戸市立明親小学校の児童と、神戸市ごみ分別キャラクター「ワケトン」の生みの親であるイラストレーター・山崎秀明さんの共同制作。7月10日から15日にかけて山崎さんが下書きを行い、16日に明親小学校の5年生125人が仕上げを行った。

第2弾は、大阪芸術大学の制作による福島駅付近の高架下15店舗で、制作期間は8月10日から31日までの予定。アートの対象となる店舗は夜の飲食エリアで日中はシャッターが閉まっていることから、「新しい昼間の表情」としてシャッター50m分にアートを展開する。

第3弾は、関西学院大学や神戸大学などが参加する元町高架下にぎわいづくり実行委員会が、元町高架通商店街(元町~神戸間)の仮囲いパネルやシャッターにアートを展開する。制作期間は7月中旬から9月末までを予定している。

JR西日本とJR西日本不動産開発は、このプロジェクトの展開によって「高架下の暗く汚いイメージを払拭し、周辺地域の明るい街づくりに少しでも貢献する」としている。

《草町義和》

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