トヨタ、米インディアナ工場に追加投資…新型 ハイランダー 増産へ

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新型トヨタ ハイランダー
新型トヨタ ハイランダー 全 5 枚 拡大写真

トヨタ自動車は7月26日、米国インディアナ州の生産子会社、TMMI(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ)のプリンストン工場に、3000万ドル(約30億円)を追加投資すると発表した。

今回の投資は、同工場で組み立てている新型『ハイランダー』の増産に備えるのが目的。新型ハイランダーは、トヨタの米国における主力中型SUV。新型は2013年3月、ニューヨークモーターショー13で発表された。

新型ハイランダーは2014年初頭、米国市場に投入される予定。すでに受注を開始しているが、顧客の反応は上々だ。また今秋から、同車の海外向け輸出が開始される。これらを受け、トヨタは新型ハイランダーの増産に踏み切る。

新型ハイランダーの増産は、工場の拡張が完了する2014年後半から開始する計画。1万5000台の増産が可能になる。これにより、同工場の年産能力は2014年後半には、36万5000台へ引き上げられる。

同時に、今回の投資は、200名の新規雇用も創出。TMMIのNorm Bafunno社長は、「生産能力の引き上げは、新型ハイランダーの需要が増えていることへの対応。より多くのハイランダーを生産できることに興奮している」と述べた。

《森脇稔》

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