日産川口常務「次世代車両のためのインフラ整備は力を合わせる」

自動車 ビジネス 企業動向
充電インフラ共同会見
充電インフラ共同会見 全 6 枚 拡大写真
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、三菱自動車は7月29日、電動車両の充電インフラの設置を共同で進めることで合意したと発表した。

日産の川口均常務執行役員は同日、都内で会見し「自動車会社は競争が激しい業界とよくいわれるが、新時代、次世代車両のためのインフラの策定にあたっては力を合わせていく。そうした協力関係の中で充電インフラの設置の加速化、ならびに各社ばらばらではなくユーザーの利便性を向上させることを促進していきたい」と合意に至った背景を語った。

今回の合意に基づき4社は普通充電器を商業施設や高速道路のサービスエリアなどに8000基、急速充電器はコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど4000基をそれぞれ設置する目標を掲げた。

川口常務は「あくまでもミニマムと考えている。ただミニマムを達成する上でのスピード感としては、2014年2月が(政府の経済対策で打ち出された)充電器設置補助金1005億円の申請期限となっているので、それまでに色んな準備を整えて、ミニマムのところは早くやりたい。それ以上にもし可能であれば、加速化させていきたい」と述べた。ただ「詳細や総額については今後決めていくことになる」という。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る