エルシーアイから発売されたロータス『エキシージS』のエクステリアは、高性能を意識したデザインに変更されたという。
ロータス・カーズテストデベロップメントチーフエンジニアのマシュー・ベッカー氏によると、「『エリーゼ』からの流れの中で、最も大胆な改革をしたクルマだ」とし、「エンジニアリングはもとより、パフォーマンスに似合った外観となりました」と話す。
「エクステリアは非常に男性的なルックスで、いかにも速いクルマだということがわかるでしょう。クルマのパフォーマンスにマッチしたデザインを重視しました。つまり、このクルマは速そうだと見た瞬間に感じさせる、アスリートの筋肉を感じさせるようなデザインを採用しました」と説明する。
パフォーマンスを重視した結果、ボディサイズは新しいパワートレインを搭載するためにホイールベースで70mm、安定性向上のためにフロントとリアのトレッドそれぞれ42mm先代より拡大。さらにクルマの安定性及び、公道での安定性を重視した結果、全長も275mm長くなった。マシュー氏は、「サイズは大きくなったものの、空力向上や軽量化を行うことでロータスに期待される機敏な走りなどは損なわれていません」と語った。