JR東海が7月30日に発表した2013年第1四半期(4~6月期)の連結決算は、経常利益が前年同期比29.0%増の1284億円で大幅な増益となった。
売上高は3.7%増の3947億円と増収だった。全体の輸送実績は、輸送人キロベースで2.7%増の141億400万人キロとなるなど、観光などが好調に推移した。このうち東海道新幹線は3.1%増の117億7700万人キロだった。在来線は0.6%増の23億2700万人キロだった。
収益では、運輸業や流通業が好調だったことから、営業利益は21.2%増の1478億円と大幅な増益だった。当期純利益は36.3%増の836億円。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。