日本精工が発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比5.7%増の128億2200万円と増益となった。
売上高は同7.9%増の2050億1000万円。自動車軸受、自動車部品が北米・アジアで堅調に推移したことに加え、電動パワーステアリングが好調だった。
収益では、自動車事業における外部調達費用削減や円高修正の進展などで改善。経常利益は同20.1%増の135億5300万円、四半期純利益が同34.6%増の94億2000万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。