JAXA、「D-SEND#2」試験に向けて最終確認、気象条件で実行日を決定

宇宙 企業動向
D-SEND#2本番に向けたリハーサル
D-SEND#2本番に向けたリハーサル 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「D-SEND#2」試験について、7月29日に最終確認会を実施、試験開始が了承された。

D-SENDプロジェクトは「ソニックブームを半減させるための先進的設計概念・手法」を実証・評価するためのプロジェクト。大型気球を用いた落下試験で、2種類の軸対称体を落下させソニックブームを比較計測するD-SEND#1と、低ソニックブーム化技術で設計した超音速試験機を飛行させソニックブームを計測するD-SEND#2の2つで構成する。

D-SEND#2では、JAXA固有の低ソニックブーム設計技術を用いて機体の先端と後端の低ソニックブーム化を図った航空機の形状をした3次元揚力体(S3CM)を高度30kmから落下させ、ブーム計測システム上空をマッハ数約1.3、経路角50度で滑空させ、直下に発生するソニックブーム波形を計測する。試験は、スウェーデンの北極圏内に位置するEsrange実験場で行われる。

7月25日から試験期間の予定だったが、現地の天候がすぐれなかったため、屋外での準備作業ができず、7月29日に最終確認会を行い試験開始が了承された。

今後、毎日の気象判断により試験を実施するかを判断する。D-SEND#2は、気象条件がシビアなため、気象状況で実行日を決定する。

《レスポンス編集部》

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