米SSL、仏ユーテルサットと多目的衛星1基の受注契約を結ぶ

宇宙 企業動向
Space Systems Loral (SSL)
Space Systems Loral (SSL) 全 2 枚 拡大写真
商業静止衛星のリーディングプロバイダである米スペースシステムズ・ロラール(SSL)社は7月30日、大手衛星通信事業者の仏ユーテルサット(EUTELSAT)社と多目的衛星1基の受注契約を結んだ。

衛星名はEUTELSAT 65 West A。ユーテルサット社の放送・通信サービス新規開拓戦略を担う衛星は、映像サービス用のCバンド、Kuバンドに加え、通信サービス用のKaバンドを搭載する。軌道位置は西経65度。ブラジルとラテンアメリカをカバーする。

SSL社のチェリ会長は「我が社とユーテルサット社には世界展開の衛星通信拡大という使命がある。EUTELSAT 65 West Aは多用途、柔軟性、大容量という特長を備えている。ユーテルサット社と連携して取り組む機会を得られ、非常にうれしく思っている」とコメントした。

EUTELSAT 65 West Aの打ち上げは2016年前半を予定。運用年数は15年以上を見込んでいる。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る