富士重高橋専務、中国販売「他の日系メーカーよりダメージ大きい」

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業 高橋充取締役専務執行役員
富士重工業 高橋充取締役専務執行役員 全 4 枚 拡大写真

富士重工業の高橋充取締役専務執行役員は7月31日に都内で開いた決算会見で、中国での販売について「(尖閣諸島を巡る日中対立の)ダメージを日系の他銘柄より多く受けている」との見方を示した。

その理由として高橋専務は「スバルの場合はSUVを中心にした、いってみれば多少嗜好性の強い車。要するに普通のセダンと違って、なくてはならないという車ではない。どちらかというと富裕層の方々のセカンドカーとしてスバルが利用されている。まだ反日の感情が完全に払しょくされてない状況で戻ってくるというのには少し弱いと思っている」と述べた。

さらに「スバルは中国の中でも北の地域での販売が従来から強かった。やはり政治色が強いのは北の方なので、そういった影響も少なからずあると思っている」とも語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る