富士重工高橋専務、米国の好調「販売力あるディーラーのスバル車販売が大きい」
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もちろん、マーケットにあった車を開発しているのは言うまでもないが、「販売力のあるディーラーがスバル車のディーラーに入ってきている。この影響が非常に大きいです」と高橋充取締役専務執行役員と説明する。
その結果、従来弱かったサンベルト地帯の販売が急速に伸びたという。「これまでサンベルト地帯のシェアは0.5%を切っていた状態だったのが、1%を超えるまでになった」と高橋専務。しかも、これまで強かったスノーベルト地帯の販売もさらに伸びている。
文字通り、売れるから有力なディーラーがスバル車を扱う、そしてさらに売れるようになるといった好循環を繰り返しているわけだ。今期米国での販売台数目標を38万台に設定しているが、これをクリアするのは間違いないだろう。
《山田清志》