富士重工高橋専務、米国の好調「販売力あるディーラーのスバル車販売が大きい」

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業の高橋充取締役専務執行役員
富士重工業の高橋充取締役専務執行役員 全 3 枚 拡大写真

現在、絶好調の富士重工業。その大きな要因となっているのが米国市場での販売だ。第1四半期の販売台数が10万6000台と、前年同期に比べて2万4000台、率にして30%近くも伸びているのだ。

【画像全3枚】

もちろん、マーケットにあった車を開発しているのは言うまでもないが、「販売力のあるディーラーがスバル車のディーラーに入ってきている。この影響が非常に大きいです」と高橋充取締役専務執行役員と説明する。

その結果、従来弱かったサンベルト地帯の販売が急速に伸びたという。「これまでサンベルト地帯のシェアは0.5%を切っていた状態だったのが、1%を超えるまでになった」と高橋専務。しかも、これまで強かったスノーベルト地帯の販売もさらに伸びている。

文字通り、売れるから有力なディーラーがスバル車を扱う、そしてさらに売れるようになるといった好循環を繰り返しているわけだ。今期米国での販売台数目標を38万台に設定しているが、これをクリアするのは間違いないだろう。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る