GSユアサ・コーポレーションの連結子会社リチウムイオンエナジー・ジャパンが、三菱自動車向けに供給したリチウムイオン電池に不具合があり、リコールを届け出たことから、リコール関連損失30億円の特別損失を計上すると発表した。
三菱自は、リチウムイオンエナジー・ジャパンが製造した車載用リチウムイオン電池に不具合があったとして、6月4日にリコールを届け出た。リチウムイオンエナジー・ジャパンは、サプライヤーとして対応が必要となり、このリコール関連損失として30億円を見積もり、これを特別損失に計上する。
一方、親会社GSユアサのリチウムイオンエナジー・ジャパンへの出資比率は51%で、少数株主損失考慮後のGSユアサの業績に与える影響は当期利益ベースで15億3000万円となる。