自動車機械工具協会は、7月5日から7日に東京ビックサイトで開催した「第33回オートサービスショー2013」の結果報告会を開いた。
同ショーは隔年で開催される自動車整備機器関連のイベントで、今回は出展社数91社、屋内外合わせた小間数789小間、3日間の来場者数は3万3167人。展示小間数・来場者ともに前回を上回る規模での開催となった。
報告会の冒頭、日本自動車機械工具協会の中谷良平会長は「今回のオートサービスショーの成果を評するのは、来年に向けて業界各社の数字に結びつけられるかどうかだ」と挨拶、今後も一層の努力が大事だとした。
自動車整備セミナーは国土交通省自動車局整備課 課長江坂行弘氏による「自動車整備行政の現状と今後の取組み」ほか6講座が開かれ、多くの受講者が参加した。全体的な出展傾向については、これからの整備に欠かせないスキャンツールの展示やタイヤチェンジャーなどの足回り関連の機器が多く見られ、来場者の関心を集めたとしている。
報告会では第33回オートサービスショー2013の収益から交通遺児育英会、交通遺児育成基金に寄付金として、また東日本大震災(岩手県・宮城県・福島県)に対する義援金として総額500万円の贈呈式も行われた。