JR東日本と山梨県甲斐市は8月1日、中央本線塩崎駅に新しい駅舎を建設すると発表した。バリアフリーに対応した駅舎を南北両側に整備する。
塩崎駅は1951年12月25日に開業。上下線の外側にそれぞれホームを設けた相対式を採用している。上下ホームを結ぶこ線橋は設置されておらず、開業当初は駅舎も設けられていなかった。後に下りホーム側のみコンビニエンスストアを併設した駅舎が設けられたが、コンビニエンスストアは2007年に閉店している。
新駅舎は下りホーム側の南口と上りホーム側の北口に、それぞれ鉄筋コンクリート2階建ての駅舎を設ける。駅舎内には2階ホームにつながるスロープを設け、バリアフリーに配慮する。南口駅舎は「曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ」、北口駅舎は「柱と庇を強調した日本的なイメージ」にするという。
新駅舎の建設に合わせてホームの改良工事も実施され、屋根の新設とかさ上げ、拡幅が行われる。工期は2014年10月までの予定。