新型 ゴルフ でエコラン! 実燃費21km/リットルの田島氏、世界大会へ…VWエコドライブ選手権日本代表決定

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新型ゴルフで平均燃費21km/リットルを記録した田島実さん。VWがドイツで開催する世界大会「Think Blue. World Championship 2013」へ日本代表として参加する。
新型ゴルフで平均燃費21km/リットルを記録した田島実さん。VWがドイツで開催する世界大会「Think Blue. World Championship 2013」へ日本代表として参加する。 全 24 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは8月4日、新型『ゴルフ』を使ったエコドライブ大会「Think Blue. Challenge 2013」を開催。横浜市街や高速道路を走行した平均燃費で21km/リットルを記録した田島実さんが優勝、世界大会が開催されるドイツ行きのチケットを手にした。

同日開催された予選には20名が参加、燃費計測やグループ面接などにより上位4名が決勝に進出した。予選を通過した4名が参加した決勝では、トップの21.0km/リットルに続き、20.7km/リットル、19.7km/リットルと、トップ3名の燃費は接戦であった。

大会のコースは、パシフィコ横浜をスタート後、「みなとみらい」入口から首都高速を使って大黒PA方面に向かう、大黒出口で高速を下りて一般道を走行、「生麦」から再び首都高速を利用して「みなとみらい」出口で下り、パシフィコ横浜でゴールとなる。コースは、横浜ベイブリッジを最高にアップダウンが多く、速度レンジも一般道から高速道路まで幅広い。総合的なエコドライビングのテクニックが求められた。

ルールは、車内エアコンの温度が「24度」で設定は「オート」で固定、コース上では、交通の流れを妨げる低速走行などは減点とされ、ドライビングマナーなど運転実技も評価された。

競技に使用した新型ゴルフは、クルージング時などアクセルをOFFにするとクラッチを切って滑走する「コースティングモード」や、速度を維持するのに必要な出力が一定以下になると気筒休止をする「2気筒モード」など、様々な燃費向上技術が採用されており、それらのモードに入る領域をうまく使って走行すると、燃費向上につながる。

大会委員長の藤原猛史氏は「予選では総合的な運転スキルの高い人を選抜しましたが、運転スキルの高い人の特徴としては、(スポーツの)ゴルフでのアドレスと一緒でドライビングポジションを見るとだいたい解ります。ドライビングポジションの良い方というのは、モータースポーツを経験している人が多いのですが、優勝された田島さんもモータースポーツ経験者ということで、スピードとエコドライブ、違った領域ではありますが運転スキルという部分では共通点が高いと感じることができました」とコメント。

優勝者の田島さんは、9月6-10日に実施される世界大会「Think Blue. World Championship 2013」(開催地:ドイツ ベルリン-フランクフルト)に招待される。田島さんは「常に燃費を意識して運転していたのと、VWのエコドライブトレーニングに参加していたのが役に立ちました」と優勝した感想を語り、世界大会へは「勝ちにいきたいと思います」と意気込みを示した。

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