広島電鉄、「菓子博」効果で運輸業順調…2013年度4~6月期

鉄道 企業動向

広島電鉄が8月5日に発表した2013年度第1四半期(4~6月期)の連結決算は、経常利益が前年同期比10.1%増の5億900万円となった。支払利息や金融組成費用などが減少したため。

売上高は0.4%減の99億100万円と微減となった。運輸業と不動産業、建設業は増収となったものの、流通業とレジャー・サービス業が減収だった。

運輸業は4~5月に開催された「ひろしま菓子博2013」が寄与して増収となった。自動車事業では、4月1日から中国横断自動車道・尾道松江線へ運行ルートを変更した高速バス広島松江線が順調に推移したものの、そごう呉店の閉店による呉市内中心部の利用減などにより、減収となった。

海上運送業、索道業では、大河ドラマ『平清盛』の放映終了による宮島への来島者が減少したことにより減収となった。

営業利益は運輸業の人件費や修繕費の増加などから、5.4%減の5億3300万円と減益だった。当期純利益は見積実効税率の下落で法人税などが減少したため、88.8%増の5億3700万円の大幅増益となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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