【トヨタ カローラハイブリッド 発表】中村主査、お客様の進化が速かった

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トヨタ カローラ 開発責任者の中村寛・製品企画本部主査
トヨタ カローラ 開発責任者の中村寛・製品企画本部主査 全 14 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8月6日に、カローラシリーズにハイブリッド車(HV)を設定して発売した。JC08モード燃費は、『プリウス』を上回る33.0km/リットル。月間販売目標はセダンの『アクシオ』が1000台、ワゴンの『フィールダー』1500台であり、シリーズ合計では8000台としている。

価格はカローラ アクシオ ハイブリッドが192万5000円から、カローラ フィールダー ハイブリッドが208万5000円から。

同日、東京で記者会見した開発責任者の中村寛・製品企画本部主査はカローラへのHV展開について「昨年5月の全面改良の際、いつかの時点でHVは入れると想定してきたが、お客様のHVへの要望がこんなに強く、大きくなるとは思っていなかった」と、経緯を説明した。

昨年5月にガソリン車の新モデルを投入した後、HVバージョンの要望が多かったというわけだ。中村主査は「先進技術や環境に対するお客様の進化が、自分たちの意識よりも速かった」と反省を込めながら、振り返った。

ガソリン車の全面改良後にただちに開発に着手、ボディー剛性を大幅に高めるなど改良点は多かったが、1年2か月という短期間で開発を終えたという。ハイブリッドシステムはアクアと同一であり、中村主査は「開発のスピードアップとともに、性能、コストの面でも最適だった」と話した。

《池原照雄》

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