富士通、キヤノンの新スパコンシステムを受注……開発プロセスを「試作レス」化

自動車 ビジネス 企業動向
FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10
FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10 全 2 枚 拡大写真

 富士通は6日、キヤノンの新スーパーコンピュータシステムを受注したことを発表した。製品開発プロセスにおける各種解析シミュレーションを高度化し、キヤノンが標榜する「試作レス」開発に貢献するもので、10月から稼働開始する予定。

 キヤノンでは、従来から製品開発においてHPCを活用していたが、より大規模かつ複雑な解析計算を実用化する手段として、さらに高性能なスパコンを導入するとのこと。

 システムは、スパコン「京」に適用した技術をさらに向上させ、拡張性、信頼性、省電力性に優れる「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10」96ノードで構成され、理論演算性能は、20.2テラフロップスを実現する。ディスクアレイ「FUJITSU Storage ETERNUS」、ファイルシステムソフトウェア「FEFS」による大容量、高信頼、高性能なストレージ環境、非線形動的構造解析ソフトウェア「LS-DYNA」もあわせて提供される。

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る