JR北海道、9月の臨時列車をさらに追加…運休特急の代替

鉄道 企業動向

7月の出火事故を受けて定期特急列車の減便を実施しているJR北海道は8月6日、9月に運転する予定の臨時列車をさらに増やすと発表した。

7月31日に同社が発表した9月1~30日の運転計画では、札幌~函館間の特急『スーパー北斗』『北斗』を上下合わせて8本運休し、その代替として臨時特急『北斗91・84号』を8月に引き続き運転するとしていた。今回の発表では、これに加えて『北斗65・74号』も土曜・休日のみ、8月に引き続き運転するとしている。

運転時刻は『北斗65号』が函館9時30分発~札幌13時4分着、『北斗74号』が札幌13時17分発~函館16時57分着。車両はキハ183系5000番台「ニセコエクスプレス」の3両編成を使用する。

特急『サロベツ』が運休中の札幌~稚内間は、札幌~旭川間の特急『スーパカムイ17・40号』に接続する臨時快速を旭川~稚内間で運転する。8月の臨時列車として設定された快速列車の運転期間を9月30日まで延長する形となっており、運転時刻は旭川14時5分発~稚内18時14分着、稚内13時42分発~旭川17時55分着。キハ40系列などの一般形気動車2両編成で運転されるが、お座敷車両を一部使用する場合があるとしている。

これに伴い、9月1~29日の土曜・休日に運転される札幌~富良野間の臨時特急『フラノ紅葉エクスプレス』は、使用車両を「ニセコエクスプレス」からキハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」4両編成に変更する。また、9月15・23日に札幌~富良野・美瑛間で運転される予定だった臨時快速『ヘルシーウォーキング号』は運転を取りやめる。

このほか、お盆期間中の8月9日から18日について、『北斗91・84号』の指定席車を1・2両増やし、6・7両編成で運転することも発表された。

《レスポンス編集部》

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