成田空港、航空燃料パイプラインが供用開始30周年

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成田空港、航空燃料パイプラインが供用開始30周年
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成田国際空港は、航燃料パイプランが8月8日に供用開始30周年を迎えると発表した。

成田空港は、内陸部に位置しているため、航空機に供給するジェット燃料は、千葉港から47kmに及ぶパイプラインで輸送している。

この成田空港の航空燃料パイプラインは、成田空港の開港から5年後の1983年8月8日に供用を開始した。パイプラインが稼働する前は、航空燃料は鉄道による暫定輸送を実施していたため、給油制限していた。パイプラインの完成で、送油能力が大幅に増加、成田空港への航空機発着回数の増加に対応可能となった。

その後も航空需要の増加に合わせて、1996年4月には、四街道石油ターミナルの設置、2003年4月には、千葉港埠頭石油ターミナルの新タンク増設、2004年4月には、第2給油センターの新設など、インフラを整備してきた。

成田空港では今年7月、開港以来の累計給油量が1億5000万キロリットルに達した。給油した航空機は延べ230万機。

同社では、今後も航空需要の増加に対応するため、安全を最優先に航空燃料の安定供給を図っていくとしている。

《レスポンス編集部》

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