韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月7日、新型『i10』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
初代i10は2007年にデビュー。生産はインドで行い、欧州など世界各国へ輸出されるヒュンダイの世界戦略コンパクトカー。欧州ではAセグメントに属し、欧州のヒュンダイブランド入門車に位置づけられる。
今回概要が明らかにされた新型i10は、2世代目モデル。新型の生産は、引き続きインドで行うが、欧州向けは新たにヒュンダイのトルコ工場で組み立てる。
新型のデザインと開発は、ヒュンダイのドイツテクニカルセンターが担当。ヒュンダイのデザイン言語、「fluidic sculpture」をさらに進化させた。ボディサイズは先代と比較して、全長を80mm、全幅を65mm大型化。全高は50mm低められた。
また、車台は新開発。ホイールベースは先代比で5mm伸びた。ヒュンダイによると、新型はクラス最大のレッグルームと荷室容量を実現。荷室容量は先代比で10%以上増え、252リットル(VDA計測法)としている。