クライスラーグループ、米工場へ投資…主力ガソリンエンジン増産へ

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラーグループの米国ミシガン州ダンディー工場
クライスラーグループの米国ミシガン州ダンディー工場 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループは8月7日、米国ミシガン州の2か所のエンジン工場に、総額5200万ドル(約50億円)を投資すると発表した。

同社が投資を行うのは、ミシガン州のトレントン工場とダンディー工場。「タイガーシャーク」と呼ばれる主力ガソリンエンジンを増産するのが目的。

5200万ドルのうち、トレントン工場には、北工場へ1150万ドル(約11億円)を投資。4気筒のタイガーシャークエンジンの製造ラインを追加する。

また、ダンディー工場には、4050万ドル(約39億円)を投資。エンジン部品の製造ラインを刷新し、トレントン工場へ、タイガーシャークエンジン用部品を供給する体制を整える。

なお、今回の投資により、トレントン工場では298名の新規雇用を創出する計画。クライスラーグループのブライアン・ハルロウ副社長は、「我々の商品に対する需要が増えるに伴い、パワートレインの増産要求にいかに応えるか、常に評価している」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「盤石シャシー」に「装甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  2. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  3. レクサス『LC』の特別仕様「最高峰」モデルに「美しすぎる」「マットカラーたまらん」など絶賛の声
  4. ホンダ、単気筒最大排気量の425cc汎用ガソリンエンジンを中国発売
  5. 『ランクル250』の乗り降りをラクラク快適に、穴あけ不要の専用「電動サイドステップ」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る