国土交通省、老朽化が懸念される空港の点検結果を発表

航空 行政

国土交通省は、国内の空港について老朽化などにより損傷した場合、不特定多数の利用者に危険が及ぶ可能性がある施設について総点検を実施し、6月末までの点検実施結果をまとめた。

211空港のうち、点検対象となったのはターミナル地区の構内道路と駐車場などが111空港、旅客ターミナルビルなどが66空港。66空港のうち、8空港は点検が完了していない。

ターミナル地区の構内道路と駐車場などの点検では、旅客ビル接車部の高架物、横断歩道ルーフ、道路橋で歩道等人の動線上にあるもの、交通安全施設などで、損傷した場合に利用者に危険が及ぶ可能性のある部位・部材などを点検した。

旅客ターミナルビルなどの点検では、旅客ターミナルビル、立体駐車場など不特定多数が利用する施設の高所にある天井、天井から吊り下げられた照明器具、懸垂物などを点検した。

ターミナル地区の構内道路及び駐車場等などの点検では、構造物上の重要な部材などの不具合は確認されなかったが、27空港で道路標識のボルトナットで緩みなどの不具合が確認された。

不具合が発見された施設は、安全性に大きな問題は無く、管理者が速やかに補修などの必要な措置を実施した。

旅客ターミナルビルなどの点検結果は、点検が完了した空港のうち1空港で天井の吊りボルトの緩みなどの不具合が確認された。

不具合が発見された施設については、安全性に大きな問題は無く、管理者が補修などの必要な措置を実施したとしている。

《レスポンス編集部》

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