島根・山口豪雨で不通の山陰本線、代行輸送区間を拡大

鉄道 企業動向
山陰本線の普通列車。現在の不通区間は益田~奈古間で、バスによる代行輸送が実施されている。
山陰本線の普通列車。現在の不通区間は益田~奈古間で、バスによる代行輸送が実施されている。 全 1 枚 拡大写真

7月28日に発生した島根県西部と山口県内の豪雨で一部が不通となっている山陰本線について、JR西日本は8月9日から代行輸送の実施区間を拡大した。これにより不通区間の全線で代行輸送が確保された。

今回の豪雨で山陰本線は益田~須佐~宇田郷~奈古~長門市間85.1kmが不通となったが、8月4日から奈古~長門市間で運転を再開するとともに、宇田郷~奈古間でタクシーによる代行輸送を開始。翌5日からは益田~須佐間でも代行バスの運転を開始した。

残る須佐~宇田郷間は、並行する国道191号の開通に合わせて代行輸送を実施することにしていたが、このほど開通したことから、バスによる代行輸送区間を益田~須佐~宇田郷~奈古間に拡大し、9日から運転を開始した。

宮野~地福~益田間78.4kmが不通となった山口線は、8月5日に宮野~地福間の運転を再開するとともに、地福~益田間でバスによる代行輸送を開始している。8月1日の大雨で不通となっていた三江線石見川本~浜原間17.5kmは復旧工事が完了し、12日の始発から運転を再開する。

《草町義和》

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