6月廃止のシドニーモノレール、軌道や支柱の撤去作業を開始

鉄道 行政
シドニー中心部を走るモノレール。今年6月末で廃止され、軌道の撤去が始まる
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今年6月末で廃止となったオーストラリア・シドニーのモノレールの軌道や支柱の撤去作業が8月12日から開始される。シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州の交通局が発表した。

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モノレールはシドニー中心部のダーリングハーバー、チャイナタウンなどを結ぶ1周3.6kmの環状線で、1988年に開業。小型の車両が一方向の周回運転を行い、観光客らに親しまれていたが、新たなコンベンションセンターの建設などを理由に今年6月30日で廃止となった。

撤去作業はビジネス街である周辺への影響を考慮し、日曜~木曜の22時~5時に実施される。軌道や支柱は鋼鉄製で、騒音を抑えるため、プラズマ切断などの手法が用いられるという。駅施設や支柱のコンクリート製土台の撤去は主に日中行うとしている。

撤去作業は来年3月までに完了する予定となっている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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