ブラジル高速鉄道、また入札延期…少なくとも1年後

鉄道 行政
ブラジル高速鉄道計画に入札するとみられるスペインの高速鉄道。入札は少なくとも1年後に延期となった
ブラジル高速鉄道計画に入札するとみられるスペインの高速鉄道。入札は少なくとも1年後に延期となった 全 2 枚 拡大写真
ブラジル政府は8月12日、リオ・デ・ジャネイロ~サンパウロ間の高速鉄道計画について、今週予定されていた入札を少なくとも1年延期すると発表した。ロイター通信などが報じた。

ロイターの報道によると、現状ではフランス・アルストムと同国鉄(SNCF)などによる1グループしか参加が見込めないため。ボルジェス運輸相は会見で、より多くの時間が与えられた場合、スペイン、ドイツの企業連合が参加を約束したと述べた。

ボルジェス運輸相は、延期は競争を促すためで、地下鉄などの建設工事に関する外国企業の価格操作疑惑とその調査には関係していないと述べた。

ブラジルの高速鉄道は、リオ・デ・ジャネイロからサンパウロ近郊のカンピーナスまでを結ぶ511kmに建設が計画されている。2020年の開業を目指しているが、入札は度々延期され、2011年に行われた入札では応札がなかった。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る