欧州日産は8月13日、7月の欧州市場における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5万1009台。前年同月比は4.4%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。
7月実績を市場別で見ると、ロシアが1万1606台を販売し、2か月ぶりに最量販市場に返り咲き。サンダーランド工場のある英国が、1万0194台で、ロシアに続いた。以下、フランスが5682台、イタリアが4325台、ドイツが3919台。
車種別の7月実績では、引き続きSUVが販売を牽引。『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が2万0347台と、最量販車に君臨。『ジューク』も1万1014台と支持された。以下、『マイクラ』(日本名:日本名『マーチ』)が4296台、『ノート』が3204台、『エクストレイル』が2201台。
日産自動車の2013年1-7月の欧州新車販売は、前年同期比10.3%減の37万6681台。欧州日産のGuillaume Cartier営業担当副社長は、「7月の新車販売結果は堅調。いくつかの国では困難な市場環境にあるが、日産の主力車種はこれに対抗していく」と語っている。