【INDYCAR】ディクソン「移り変わりは起こるものだ」
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2008年インディカーシリーズのシーズンで、ディクソンはミッド‐オハイオのレースを終えた時点で58ポイントのリードを2番手のカストロネベスから奪っていた。彼は次の2つのイベントで勝利をしてポイント差をさらに78と広げたが、カストロネベスはソノマ・レースウェイでの勝利と、ベル・アイルでのレースで2位を獲得、ディクソンとのポイント差を30にまで詰め寄って、最終のシカゴランド・スピードウェイのレースを迎えた。
そして最終レースの予選でペナルティを受けて、28台の最後尾からスタートすることとなったカストロネベスは猛チャージをしてディクソンに0.0033秒差をつけて1位となったが、2位となったディクソンは17ポイントの差を守ってチャンピオンとなった。
「移り変わりは起こるものだ。7月7日のポコノのレースで僕達の差は92ポイントだったが、現在は31ポイントに減っている。ミッド‐オハイオでは思ったようなレースができなかったが、最後の5つのレースで良い結果を得たいと思う」とディクソンは語った。
《河村兵衛》