【アルパイン EX009V インプレ前編】9型大画面とフィット感は1度体感したら他のナビには戻れない

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アルパイン ビッグXシリーズ EX009V
アルパイン ビッグXシリーズ EX009V 全 12 枚 拡大写真

一度使い始めたら後戻りできない!今回試乗したヴェルファイアに装着されたアルパインの新型「ビッグ X EX009V」シリーズは、「家族みんなで楽しめるナビ」をコンセプトに、9型という大画面サイズならではの魅力を実感できる十分な実力を備えていた。

【画像全12枚】

◆ナビの収まり感は純正品質レベル

試乗車はトヨタ『ヴェルファイア』の特別仕様車「Golden Eyes」。インパネには、同車専用の9型ディスプレイを備える「EX009V-VE-GO」が鎮座する。新たにディスプレイ下のハードキーまでも一新し、ソフト面とともにさらなるグレードアップを果たしたという。

驚くのはその見事なまでの収まり感だ。まるで最初から設計されたかのように違和感なくナビユニットがダッシュボードに収まっている。さらに芸が細かいのは、車種ごとに専用設計されたハードキー下のクロームメッキは、Golden Eyes用に合わせて薄いゴールド色になっている。ここまでやれば、大半の人は純正ナビと信じて疑わないだろう。

◆1度体感したら7型には戻れない

画面サイズはやはり大きい。9型は7型に比べて1.8倍もの面積を持ち、当然ながら表示されるナビ画面、AV画面は抜群の見やすさと高い視認性を発揮する。モニターは高画質LEDバックライトと光沢感を抑えたノングレアWVGA液晶パネルを組み合わせた外光の影響を受けにくい設計。

これがナビの地図画面で抜群の視認性を発揮し、AV再生時の美しさと緻密感を伝えてくるってわけだ。正直言って、この9型ならではの再現性を知ってしまうと標準仕様だったはずの7型ディスプレイには二度と戻れなくなる。これだけは覚悟しておいた方がイイ。

◆スマホ風操作に非対応でも問題なし

地図はグレーを基調とした見やすいもので、道路は国道や地方道で色分けして表示。山並みや海岸線なども立体的に表現するなどとして、周囲の状況を一目で把握できるようになっている。ルート案内中のガイド機能も大画面を活かしたもので、交差点名や進行方向を鮮明表示。とくに政令指定都市で表示されるリアル交差点拡大図は美しさと実用性を兼ね備えたガイド機能として高く評価していいものだ。

ところで、地図をスクロールして気付いたのが、多くのナビが相次いで採用しているスマホ風の操作系を採用していないことだ。これについてアルパインは「地図画面を押し続ける方向に連続してスクロールしたり、タッチした箇所に一瞬で地図が移動する従来型の方が使いやすいと判断した」と話す。私はこの意見に賛成である。右ハンドル車の場合、利き手ではない左手で操作することになり、たとえばピンチイン/アウトを行おうとするとスムーズに行えない。スマホ風の操作は実用性の面でイマイチと感じていたのだ。

ただ、これも好みの問題であって、あった方がイイと思う人がいることも事実。EX009Vシリーズでは、せっかく静電式パネルを採用したのであるから、スマホ風操作も選べる仕様になっているとより幅広い支持が得られるのではないかと思う。

《会田肇》

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