日本郵船、現役船長・機関長が安全運航や燃費節減活動について経営陣に提言

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日本郵船、社長など経営陣と現役船長・機関長による懇談会を開催
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日本郵船は8月20日、東京都千代田区の本店で、工藤泰三社長を始めとする役員らと現役の船長・機関長計6人とによる懇談会を開催した。

懇談会は、1997年7月のダイヤモンドグレース号の油流出事故を教訓に、毎年7月1日から2カ月間、安全運航の重要性を全社員が再確認する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環。「安全環境対策推進委員会」の委員長である工藤社長自らが、船舶運航の現場に立つ船長・機関長と直接意見交換することで、より実効性の高い活動につなげることを目的に実施している。

出席した船長・機関長からは、安全運航や燃料節減活動に関する提言や、船員の教育・育成に関する問題提起がなされ、経営陣との間で活発な議論が2時間にわたり交わされた。

キャンペーン期間中には、役員を含めた多くの社員が運航船を訪れ、安全に関する議論を通じ、船舶と陸上部門のコミュニケーションの向上を図っている。また、船主や船舶管理会社との安全推進会議や、重大な海難事故が発生した場合に備えての重大事故対応訓練、模擬記者会見など、「安全」の重要性を再認識するための活動を集中的に行っている。

同社では、安全運航達成を最重要課題と位置付け、海陸一丸となって安全管理体制を強化するとしている。

《レスポンス編集部》

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