EV購入意向は前年比2.9ポイントダウン…デロイト・トーマツ調べ

エコカー EV
あなたはEVを知っていますか?
あなたはEVを知っていますか? 全 4 枚 拡大写真

デロイト トーマツ コンサルティングは、日本の消費者における電気自動車(EV)を含む次世代車に関する意識調査を実施、その結果を発表した。

調査は、3月28日から30日の3日間、東京23区、政令指定都市、その他地域に住む20~69歳の男女を対象にインターネットアンケートを実施、2075人から回答を得た。

調査結果によると、EVに対する認知度は昨年調査から2.2ポイントダウンの85.0%と、ここ数年、ほぼ横ばいで推移している。

買換や買い増し、新規購入でEVの購入検討するかという質問では、検討するとの回答は2.9ポイントダウンの15.0%。「価格」「航続距離」「充電インフラ」という3大障壁が依然として立ちはだかっていること、EV商品ラインナップの拡大がさほど進んでいないことが、下降傾向の原因として推測される。

自動車を買換/新規購入する場合、ハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、クリーンディーゼル、EV、燃料電池車(FCV)のうち、どの次世代車を購入したいと思うかとの問いでは、トップはHV(43%)、2位PHV(22%)、3位クリーンディーゼル(21%)、4位EV(15%)、5位FCV(9%)。HVが他の次世代車に比べ圧倒的に購入検討意向割合が高いという結果になった。

次世代自動車の認知度では、トップはEV(85%)、2位HV(82%)、3位PHV(45%)、4位クリーンディーゼル(41%)、5位FCV(23%)。EVやHVに比べ、PHV・クリーンディーゼル・FCVの認知度が大きく劣っていることがわかった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る