【gamescom 2013】グランツーリスモ6に未来のGT-R登場か?

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
「グランツーリスモ6」について語るグランツーリスモシリーズのプロデューサー山内一典氏
「グランツーリスモ6」について語るグランツーリスモシリーズのプロデューサー山内一典氏 全 28 枚 拡大写真

ドイツ・ケルンで開催中のGamescom 2013で、新しいコラボーレーションプロジェクト「Vision Gran Turismo」を発表した「グランツーリスモ」。プロジェクトでは、世界的な自動車メーカーやブランドがグランツーリスモのために車をデザイン、未来のGT-Rが登場するかも。

12月6日の発売が決定した「グランツーリスモ6」。Gamescom開催中、報道陣の取材に応えたグランツーリスモシリーズのプロデューサー山内一典氏は「Vision Gran Turismoは、リアルとバーチャルの境界線で起こる“エッジエフェクトアクティビティ”のひとつです」と、Vision Gran Turismoについて紹介。

続けて「これまでグランツーリスモをサポートしてくれた各ブランドの皆さんに“15周年を祝って、皆さんの考えるグランツーリスモを、僕らとユーザーにプレゼントしてもらえませんか?”とお願いしました。僕らの想像を超えてたくさんのブランドが15周年のお祝いのために、車をデザインしてくれることになりました」と語った。

今回発表されたVision Gran Turismoに参加するブランドは、アルファロメオ、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベルトーネ、BMW、イタルデザイン・ジウジアーロ、GMデザイン、ホンダ、インフィニティ、ジョーダン(スポーツウェア)、メルセデスベンツ、ナイキ、日産、プジョー、SRT(クライスラー)、フォルクスワーゲン、ザカート、と各ブランドのデザイン部門が参加。

山内氏は「アウディは車のデザインだけでなく、新しいメカニズムを考えてくれているようです」、「ホンダは僕らと新しいNSXのコラボレーションを進行中ですが、それとは別のモデルを用意してくれます」、「日産は、もしかしたら未来のGT-Rみたいなものかもしれません」など、各モデルを紹介。

「12月6日のローンチから、これらのモデルが約一年をかけて毎月1台もしくは2台の車が、グランツーリスモ6のオンラインユーザーに向けてアンベールされ、それだけでなく、いくつかのモデルはリアルカーも同時に作られる可能性もあります」と、これからの展開を話した。

今回、もう一つの大きなトピックとして、GT6に採用されるオンライン機能の詳細が明らかにされた。

グランツーリスモ6では、これまで公式にサポートされていなかったオンラインラウンジでのタイムトライアル、ドリフトトライアル、予選付きレースに対応。また、目的のプレイスタイルに応じた設定項目をパッケージ化し、設定後に丸ごと保存して共有できる機能も追加した。

山内氏は「GT5では、様々なオンラインの機能を実験しました。PS3としてもオンラインのプレイが多いゲームとなり、発売後3年がたった今でも毎月125万人ぐらいのプレイヤーがGT5のオンラインでプレイしています。この3年間のフィードバックで、ユーザー自身がチャンピオンシップを開催できる、コミュニティを作れる環境をGT6では用意したいと思います」と説明。

オンライン機能を強化させた背景として、山内氏は「YouTubeなどをみると(GT5の)ユーザーが主催しているレースのビデオがあり、GT5の限られた機能を流用して必死にオーガナイズしているのがわかります。それをグランツーリスモ6ではシステム側でサポートして、より簡単にできるようにしようというものです」と話した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る